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民族共生象徴空間

先日、以前から行きたいと思っていた民族共生象徴ウポポイへ行ってきました。
COVIT−19の影響でオープンが大幅に遅れたり、入場制限がかかったりと
なかなか行く機会に恵まれなかったのですがやっと来場できました☺︎

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白老町のポロト湖畔に新設され施設は札幌から高速道路を使って約1時間。
その日は第一駐車場が満車なので第二駐車場に停めて少しだけ歩きます。

エントランスにはコンクリートの壁に森の絵が。
カンカンいざないの回廊という名前がついています。幻想的な雰囲気です。

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入場前にはもちろん手指の消毒と体温測定があります。
入場チケットはあらかじめ購入して、携帯電話に入場バーコードを表示してあるのですんなり入れました。

 

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入ってすぐに目に入るのは国立アイヌ民族博物館です。
ここには先住民族アイヌの歴史と文化を主題とした日本初・日本最北の国立博物館です。
博物館も入場制限のため事前予約が必要です。
13時からの入場予約をとってあるので後ほど入ります。

色々なプログラムが広い公園内の至る所で行われています。
シアターや映像上映などの一部プログラムは、事前の整理券が必要なのであらかじめ時間を
シュミレーションしていくと良いかもしれません。

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入場してすぐに丸木舟操舟の実演・解説プログラムが始まっていたので見に行きます。
アイヌの人々が昔から使っていたこの船は、荷物や人を渡したり漁にも使われていたそうです。
立った状態で船を漕いだり、船の上を移動するのがとても難しく説明してくれているお兄さんも3度ほど湖に落ちたそうです。
後々にはお客様を乗せたいと仰っていましたが、むしろ漕いでみたい 笑

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丸木舟の後はアイヌ語の紹介やアイヌ舞踊を拝見。
ポロト湖の「ポロ」はアイヌ語で大きいという意味だそうです。
札幌の「幌」も同じ意味なんだとか。勉強になります。

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チセと呼ばれる家屋も見学しました。どこも丁寧な説明があり見応えがあります。

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そして博物館の中へ。

多くの展示があり「ことば」、「世界」、「くらし」、「歴史」、「しごと」、「交流」の6つのテーマでアイヌ民族の紹介をしています。

COVIT-19の関係で触れる展示などは説明のみとなっておりましたが、時間が経つのを忘れて見入ってしまう展示ばかりでした。
アイヌ民族の歴史というと、昔小学校でさらりと習った覚えしかありませんでした。
個人的にはもっと色々と突っ込んだ歴史を見たかったのですが、

そこは大人の事情もありそうです。

なので今この時代だからこそもう一度学んでみようかなと思う1日でした。